あのころ、いま、これから。
等身大のリアルな声を収録!

DOCUMENTARY

EPISODE.001 後東 真央 GOTO MIO

日本海ガス絆ホールディングス(株)勤務 入社3年目

富山県小矢部市出身。東京の大学を卒業し、富山へUターン。
就活中は、自称「モヤモヤ文系女子」。自分に何ができるのか、何がしたいのか、わかるようでわからないまま社会人となった。しかし彼女は今、とても輝いている。もちろん完成なんてしていない。発展途上だからと、常に挑戦し続ける姿はなんだかとてもカッコいい。

EPISODE.002 西出 早也香 NISHIDE SAYAKA

正栄産業(株)勤務 入社4年目

石川県出身。石川で学生時代を過ごし、富山の住宅メーカーに就職。
現在は、家づくりの中でも内装やインテリアなどをコーディネートするデザイナーとして活躍している。「仕事が楽しくて仕方がない」と笑う彼女だが、入社直後に言い渡された、ある「厳しい辞令」が、その後の人生を大きく変えた。好きなことをして行きていくための回り道が、案外大事な経験になって、彼女を強くした。

EPISODE.003 内山 遥 UCHIYAMA HARUKA

(株)石金精機勤務 入社6年目

大阪府出身。夫の転勤を機に富山へIターン。機械部品などをつくる自動加工機のプログラミングを行っている“ものづくり女子”の彼女には、もう一つの顔がある。4児の母としての顔だ。「仕事も子育ても楽しめるのは富山だから」とすべてに全力を注ぐ姿は、とても逞しく、きっとだれもが憧れる素敵な女性の生き方だ。

EPISODE.004 本郷 愛 AI HONGO

オークス(株)勤務 入社3年目

富山県射水市出身。石川県金沢市の専門学校を卒業し、富山へUターン。オークスのセレモニー部門で働いている。学生時代には同社のブライダル部門でアルバイトをするなど、“人生の節目”に携わる仕事にやりがいを見出し、日々奮闘している。入社3年目となった現在は、教えられる側から教える側に立つこともしばしば。仕事もプライベートも充実していると話す彼女の笑顔はとても輝いている。

TALK ROOM

人事採用担当者の本音をとことん深堀り!!人事採用に聞く就活のススメ!

県内企業の人事採用担当者3名による座談会。
履歴書のどんなところを見てる?面接の視点は?企業が求める力とは?
普段なかなか聞けない就活に関する質問に、人事採用担当者が本音で答えます!

TALK ROOM

富山で暮らし、働く。「魅力と不安を語り合う!」就活女子トーク

県内女子大学生×県内女性社会人による座談会。
就職先は富山or地元?決め手は?学生のうちにやっておくべき事は?
ここでしか聞けない、就活に向けた悩みや疑問を相談してみました。

みんな、なんのために勉強してる?卒業の先になにを見てる?
マジの等身大、同世代5人、現在進行形の学生たちによるQ&A

かつて、従順な“担い手〟を理想の“社会人〟とする時代があった。今もその名残がないわけでもないが、時は令和。「個性」と「多様性」を重視する欲張りな現代に、正解はない。そこで、県内の大学から、研究や課外活動を通じて興味深いチャレンジをしている5名の学生に取材を行った。就職活動は何も履歴書を書くところからではない。彼らを未来へ突き動かす好奇心や原動力から、理想の社会人像を想像してみよう。

分野はそれぞれ、興味の原動力は何?

僕は工学の視点から街づくりに関わりたいなと考えて、東京から、専門の学部が新しくできた富山大学へ。入学後は「地域デザインサークル」を作り、外からの刺激も糧に、知見を深めています。プライベートでも地域での経営を学ぶためにバイト先の全店舗を巡って…自分で蒔いた種ですが「フィールドワーク」三昧の毎日です(笑)

私は地域の資源の活用から豊かな生活の仕組みを考える、「環境デザイン」を学んでいます。最初は経営専攻でしたが、2年生の途中から路線変更を。

私は、担当教授に惹かれて宇宙分野の研究室に入りました。ロケットに搭載する専用の装置を作り、”電離層の乱れを検証する“という、まだ実用性のない理学研究なのですが、当初は無駄とされた電離層も、今は放送分野で役立っているので、未来で花咲けばいいなと。

私が今取り組んでいるのは、「見えないものを可視化する」特殊カメラを使って、掌から病巣が発見できるかという研究で、進捗状況は初期段階ですが、医療の発展に繋がればいいなと思い、頑張っています。

私は大学院で、デジタル映像に昔のアナログテレビのようなノイズを意図的に差し込んだアート作品を作っています。正解・不正解と色分けしがちな現代社会に、人間の普遍性を伝えようと…ちょっとむずかしいですよね(笑)

学びもさまざま。特別な経験はあった?

僕は課外合宿に参加して地域の問題を調査したり、他の大学の学長と交流したりと貴重な体験ができたなと。サークルでは県内バスツアーを主催し、学生に参加してもらって、「富山になにもないのではなく、富山の人が知らないだけ」という仮説が、確証に変わりました!

私は課外授業で1年間の日本酒造りを。米作りから製品化までをチームで担い、生産者の役割や、食文化の形成を学ぶのが目的。完成して飲んでみたら想像以上に美味しくてびっくり!実は日本酒を飲むのはその時が人生初。私の中では好きなお酒2位になりました!あ、1位はハイボールです(笑)

私は富山ですっかり日本酒派に。あと、研究に没頭することで、辿り着きたい結果から逆算してプロセスを組み立てる習慣がついたので、松山さんと組んで、長尺のおやじギャグを創作してみんなに披露したり…変わった特技が増えてしまい、オンオフの切り替えが極端になりました(笑)

あ、おやじギャグを言ってふざけることもあるけれど、学生団体で新入生をサポートするなど、真面目な一面もありますよ(笑)研究に没頭するあまり「オール」してしまうなど、普通じゃない学生生活は自覚していて…研究の余韻で、ロボットアニメを見てもメーターの波形に目が行ってしまうし。

私は高校卒業後3浪してから就職し、20代半ばの再挑戦で今の美術系学部に入学したので、年齢的に同級生に馴染めない時がありました。「正解を急ぐ世代」な周りから、思考の「ぬるさ」みたいなものが見えてしまって…もちろん、世間的にはイレギュラーな私の方がノイズだと思うんですけど(笑)

米作りの初期段階では、蔦さんを含む少人数でスタートした「日本酒プロジェクト」。徐々に参加者が増え、全員のモチベーションを揃えることに苦労した経験も、完成品の味わいを深めることに!
若さゆえの挫折や葛藤…イタイ経験は?

僕は、高校で大きな挫折がありまして。強豪高校でサッカー漬けの生活を送ろうとしていた矢先に、大きなけがで夢絶たれ…その集中力や熱量を理系の勉強に捧げました。まぁ、もともと何でも知り尽くしてからケチをつける計算気質だったので、勉強で開花して、結果オーライだったのかなと(笑) 

私ははなによりも好奇心が勝る方なので、思い立ったら即行動!周りを驚かせたのは「髪をカラフルに染めたこと」で、そのためにアルバイトも接客業から倉庫作業に移籍したので…これは学生期間限定です(笑)

卒業研究を一蹴されたときの不甲斐なさと悔しさは、今の発奮材料になっています。あとは、一人暮らしなのにスーパーでお得な4~5人前の食材を買って余らせ、後輩に分けて家計が嵩むイタさ…これは挫折ではないですね(笑)

私はもともと、大学の前半は単位を取ることが目的で、就職についても漠然と考えていました。ただ、少人数の授業に必死に取り組んでみたら面白くなってきて…「初めからちゃんと授業受けておけば。」と後悔してますね。

大学入学当初は商業デザイン専攻で、その道で就職するのが既定路線。ですが、徐々に「他人のために働く事に向いていない」と感じ始め、思い切って比較的クライアントのいないアート表現の世界へ進む事に路線変更しました。

芦田さんの卒業制作は、誰かが「水不足」についてSNSでつぶやくと、座っている人の顔に水を噴射するという装置。絶妙なメッセージ性は、彼女の根底に根付く「ノイズ」があってこそ生まれる。
佐藤さんの研究に欠かせない武器は、教授が開発したこの特殊カメラ。市販のデジカメがベースだそうで…原型はいずこ?(笑)人の寿命の可視化までは遠い道程だが、方向性は完璧に定まっている。
今の充実の先に、思い描く未来は?

地域環境について、行政の面から関わっていくか、大学などで研究職的アプローチをしていくかで迷い中。ただ、残りの学生生活の課題として、”伝える”力は身に着けたいなと。アルバイト先からもスカウトされてるけど、そこはしっかり卒業するつもりです(笑)

私は住宅設備関連の会社でユーザーとメーカーの懸け橋になりたいなと。ストレスは溜めない…というより忘れてしまう性格なので、仲介の仕事に不安はなく(笑)姉2人を盾に上手に立ち回った、生粋の末っ子なんですよね。怒られる確率を下げる方法は身に着いているので、社会人生活に活かせ…ませんかね?

私はいろいろあってロケット打ち上げ自体が延期になったので、博士課程に進むつもり。最初は富山に進学すること自体、岐阜の両親が反対していたものの、「教授から声がかかって」と伝えたら大喜びで!努力が伝わったなーと。

私は研究開発のお仕事に出会えたらと。友達のいる富山か、家族のいる愛知か拠点は迷うけど、一人飲みにハマってしまうほど日本酒が好きなので、美味しい”肴”も充実する富山にかなり傾いています(笑)

学芸員の資格は取得したので、仕事で芸術に関わりながら作品作りを続けるか、世界的コンペへの挑戦に専念するか、自分で敷いたレール2本のどちらかを走りたいかな。

松山さんの研究テーマであり、実際に回路図の設計から組み立てまでを担った“電離層の乱れ”を解析する装置がこちら!アニメ好きが高じ、「宇宙」に関わるまでに至った人生は、まさに浪漫!
夏休みには、富山の他の大学の学生(有志)が集う合宿型フィールドワーク・「とやま塾」にも参加していたという藤田さん。朝日町や氷見市で現地の声を聞くことで、“生”の課題に向き合えたそう。
スタートに立つ仲間へ、本気のメッセージを!

興味の有無を問わず、突き詰めれば自分の解釈ができます。僕は「にわか」が苦手で、ケチをつけるにも知ってからにしています。説得力のために、突き詰めましょう!

私には、好きな家族や友達がいる環境をわざわざ離れるという考えはないです。衣食住では「食」最優先なので、とりあえず、エビが美味しい富山は最高ですよ(笑)

私が今の「これだ!」と思えた宇宙に関わる分野に進めたのも、「先生の研究室ではどんな研究を?」と教授に話しかけたのがきっかけ。いろんな人に話を聞くことが大事かと。

授業を真面目に受ければ、レベルが上がって、将来の選択肢が広がります。本当、絶対ちゃんと受けたほうがいいですよ!

私は、30歳で居場所を見つけました。自分を繕っても後悔しそうなら「何度でもやり直せばいい」と。ちなみに東京にいた頃は、パンクバンドでドラマーも担当し、あの頃からノイズでメッセージを届けていたみたいで…皆さんも意外と、自分の過去に答えがあるのかもしれませんよ(笑)

長時間に及ぶ取材を通し、取材班がもっとも感心させられたのは、彼らの“冒険心〟と“柔軟性〟だ。それぞれに取り組む今があり、思い描く未来がある。しかし、どの道も舗装はされておらず、その先に行き止まりや分岐点があることは明白だ。彼らが切り拓く想像もしない道、その先に、富山の未来がある。

Our Future

“何かしら”で社会に飛び込む現役大学生の生対談「働く」ってなんだろう?

「起業」×「就職」×「自由」初対面の学生、三者三様の進路と未来

永平章太さん 富山大学経済学部4年生。同期と起業した会社「Labore」で担うゲストハウス運営など2事業を、卒業後も続けていく。
上坂英俊さん 富山大学経済学部4年生。放送研究会に所属しており、演劇も経験。就職はあえてせず、自活しながら映画製作の夢を追う。
樋口琴さん 富山大学芸術文化学部4年生。岐阜県出身。サークル「クリエイ党」に所属し、高岡職人とのコラボ作品を発表。卒業後は行きたい企業への就職を考えている。
就職ではなく、自由に生きる?好きなことを、仕事にする?いっそ起業する?別々の未来を見据える3人の答えはコチラ

それぞれの大学生活。からの就活スタンス

大学では早めに単位を取り終えて、社会人になるための準備に時間を取りました。自分に向いている仕事ってなんだろうと考えたときに、「作った方がいい」ってなって、「起業しよう」となりました。で、インターンとして営業職も経験したりもしましたが、やはり「就職よりも起業だな」って。

私にはその選択肢自体がなかったです…。起業ってできるんですね!

煩雑な手続きさえクリアすれば誰でもできますよ(笑)ただ、生計を立てるための起業なので、たくさんの社会人からリサーチをして、世の中で何が必要で何が必要でないかを徹底的に調べて、成功する方法を突き詰めましたね。先輩経営者と出会うためにFacebookに登録して交流イベントに参加したり…。僕らの世代ってインスタやツイッターじゃないですか。でも、そこをあえて。結果、良くも悪くもいろんな大人がいることも学べました(笑)

出会いは大事ですよね!私は大学やサークルの先輩たちが築いてきた〝工芸の町〟高岡の職人たちとの繋がりから作品のコラボを経験でき、自分の目的を満たせました。「職人の手業がかっこいい」「そばで見て学びたい」が富山に来るきっかけでしたし。で、様々なイベントにも参加する中でいただいた名刺の中から会社を選んで、直接面接を申し込みました。より、「来てよかったな」と。

逆アプローチってすごい!僕はもともと商業高校からの推薦入学で、ゆくゆくは母校で先生になる目標があったんですけど、「放送研究会」で音声や映像の作品を作っていく中で感じた喜びを突き詰めたくなって。なので、番組制作会社で働く先輩との映画製作に本格的に挑戦するため、まずは時間優先でフリーターになります。就職活動は…してるふりをしてます(笑)

してるふりって(笑)就職しないという選択肢…うーん、かっこいいけど、保険とか大丈夫なのか心配です。病気にならないでくださいね・・・。

あ、そこは国民健康保険がありますし、それも含めて自活するためのバイトはします!万が一でも親を頼ったりすると、就職していないことバレちゃうので必死(笑)

共通するのはNOT U-TURN。
親の想いもそれぞれ。

親に内緒のまま…って冒険ですね。僕は4人兄弟で唯一の男子だからか、「筋を通すなら大丈夫」に着地しました。まあ、心配をかけることであるので、安心してもらうためにも、しっかりプレゼンを行いましたが。ある意味、どのプレゼンよりも緊張したかも(笑)

私は母がデザイナーで、「会社に入って好きなことできるなら良いんじゃない?」「場所は関係ないよね」 ってあっさり。もともと、弟は電気系、妹は農林系を目指していて、みんな自由な家庭です(笑)

僕は公務員家庭で育ったんです。もちろん尊敬はしてますが、「きっちり働く」以外の社会人生活を見ていないんです。普通にやっていくことに迷いはなかったんですけど、どこかで「冒険を知らないままの自分って何者なんだろう」って気持ち悪さもあったみたいで。で、兄も公認会計士なので「僕ぐらいはいいでしょ」的なノリで振り切っちゃいました。言い訳ですけど(笑)

働く環境の理想って何?

正直言うと…好きで富山で起業したわけじゃないんですよ(笑)在学中の起業で、人脈もリサーチも富山で重ねてきましたので…自然な流れです。東京で難しくても、富山でオンリーワンになれる蓄積があるので、それは使わないと。消極的な圧がある土壌なので踏み出すまでが大変ですが、一歩抜け出したら色んな人が手を差し伸べてくれるメリットを感じています。「絶対無理だよ」とか、過剰に心配されてるなと感じることも多かったのですが、「確かにそうだな」と甘さを感じて、結果、成長のきっかけにもなりましたし。なので、アクションを起こすには悪くない環境だと思っているんです。より好きになるとしたら…これからの成功次第ですね。

今は好きな場所というより、やりたいことがある環境が優先だと思っています。もちろん、海のある富山は大好きで…ただ、私にとって、大型ショッピングモールぐらいしか楽しみがないのは寂しいかな(笑)

僕は誘惑がない分、節約できて好きかも(笑)

私には「子供を産むまでに自分の工房を」って夢があるので、やりたいことを事業にするってどういうことかを学ぶつもり。人脈、技術、お金…就職には一人では得られないものがたくさんあると信じて頑張ります!

今は未知の体験を求めて、富山にもこだわらず、行けるところには行きたいかな。ただ、富山には世界的な作品に触れられる環境が充実しているので、僕にとって大切な帰る場所です。就職はしないけど、色んな人と競い合って、協力しながら社会を学んでいきたいですね。

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